設立趣旨
倉敷川を中心に広がる伝統的建築群は、地域の風土を感じさせる貴重な景観 となっています。この貴重な景観は先人の努力で町並みの保存が計られ、現在も改修、修復が続いています。しかし路地に目を転じると、かつて庶民の生活の場であった民家や広場に、空家や駐車場が目立つようになり、時の動きと社会の流れとともに地域の文化や生活さえ失われつつあります。
また、居住人口も減少し高齢化が進み、コミュニティ形成や暮らし、風景に影響が広がっています。
そこで町家の再生・利活用を通じての、地域の生活文化の継承、育成と創造、及び景観の保全を目的に平成18年(2006年)、特定非営利活動法人「倉敷町家トラスト」を設立いたしました。
活かす ー町家を再生する
町家を修復して新たな暮らしの場として提供します。その第一号として、本町の小林邸を町家体験宿泊施設「御坂の家」として再生しました。
暮らす ー倉敷の町家で懐かしい未来を暮らす
豊かなまちの暮らしを大切にするために、伝統的な行事や暮らしをテーマに研修会や講座を開催します。わたしたちの活動や、町の暮らしの情報をホームページやニュースレターなどを通じて皆さんにお届けします。また、地域資産の活用と地域の振興、人材育成を支援していきます。
灯す ー町家に明かりを灯す
倉敷市伝統的建造物群保存地区及び旧市街地区に点在する空家となっている町家や不在家屋の調査とデータベースの作成を通じ、空家状況を把握していきます。また専門家による町家再生建築相談窓口を開設し町家の利活用を進め、倉敷のまちに灯りを増やしていきます。
役員
代表理事 | 中村 泰典 | |
副代表理事 | 矢野 伊都子 | antique et cafe Felicite |
副代表理事 | 中村 陽二 | (有)リスプ 代表取締役 |
理事 | 大久保 憲作 | 倉敷木材(株)代表取締役会長 |
山田 暁 | 建築家・暁建築設計事務所主宰 | |
角谷 義浩 | 伊勢屋主宰 | |
仁科 美穂子 | 仁科建築設計事務所 | |
高杉 滋 | ||
成清 仁士 | ||
山川 敏弘 | 株式会社倉敷ケーブルテレビ | |
監事 | 坂本 万明 | 倉敷商工会議所 専務理事 |
堂下 泰廣 |