倉敷町家トラスト  
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格子窓
設立趣旨

 倉敷川を中心に広がる伝統的建築群は、地域の風土を感じさせる貴重な景観となっています。 この貴重な景観は先人の努力で町並みの保存が計られ、現在も改修、修復が続いています。 しかし路地に目を転じると、かつて庶民の生活の場であった民家や広場に、 空家や駐車場が目立つようになり、 時の動きと社会の流れとともに地域の文化や生活さえ失われつつあります。
 また、居住人口も減少し高齢化が進み、コミュニティ形成や暮らし、風景に影響が広がっています。

 そこで町家の再生・利活用を通じての、地域の生活文化の継承、育成と創造、 及び景観の保全を目的に、特定非営利活動法人「倉敷町家トラスト」を設立いたしました。

 
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町家を修復して新たな暮らしの場として提供します。 その第一号として、本町の小林邸を町家体験宿泊施設「御坂の家」として再生します。

 豊かなまちの暮らしを大切にするために、伝統的な行事や暮らしをテーマに研修会や講座を開催します。 わたしたちの活動や、町の暮らしの情報をホームページやニュースレターなどを通じて皆さんにお届けします。 また、地域資産の活用と地域の振興、人材育成を支援していきます。

 倉敷市伝統的建造物群保存地区及び旧市街地区に点在する空家となっている町家や不在家屋の 調査とデータベースの作成を通じ、空家状況を把握していきます。 また専門家による町家再生建築相談窓口を開設し町家の利活用を進め、 倉敷のまちに灯りを増やしていきます。